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防災対策

<防災ヒント> 広報委員会よりお伝えします

「受水槽緊急遮断システム」――万が一の大地震に備えて

 前項の佐々木コミュニティ活動委員長が述べている「災害時の対応」に関連して、広尾GHに設置されている「受水槽緊急遮断システム」について補足説明をいたします。

大地震が発生すると水道本管が破損し、汚濁水が受水槽に流入してくる可能性があります。「受水槽緊急遮断システム」は、それを防ぐために水道本管からの給水を遮断し、受水槽に貯水した清潔な水を確保して、飲料水として使用できるように保護するための装置です。2年ほど前に全ヒルに設置されました。
 また、大地震によって停電になる可能性があり、そのような事態になると送水設備が働かなくなり、各住戸に送水できなくなる危険性があります。
 大地震による混乱と飲料水のストップ――このような事態を想定して当面の飲料水を確保するためにどのように備えておくべきか。これまで「管理組合だより」や配布メモを通じて適宜お知らせしてきましたが、次のステップとして、最悪の折に少しでもあわてないように対応マニュアルを作っておくことを検討しています。コミュニティ活動委員会、環境専門委員会、広報委員会の有志メンバーが集まって、分かりやすい説明用冊子を作成・配布することを計画中です。


受水槽の緊急時給水設備

地震・防災対策――主要ポイントを整理します

広報委員会 

防災対策――普段からの心構え

広尾GH管理組合では過去に「地震(防災)対策について」と題する小冊子を作成・配布したことがあります。また東京都は阪神淡路大震災の教訓に基づいて、「首都圏直下地震による東京の被害想定」を2006年に公表しました。このようなノウハウの積み重ねと今回の大震災の体験に基づいて、今後の防災対策を居住者に周知する方策をさらに検討する必要があるものと思われます。防災対策について参考になるポイントを整理しておきましょう。

家族間のコミュニケーション

○大地震では一般電話もケータイも通じなくなることが実証されました。電車・バス・タクシーも十分に走行せず、主要道路は帰宅難民の波となりました。家族がばらばらになったときの連絡方法や集合場所を決めておきましょう。
○避難場所や安全な避難道路を確認し、家族みんなで実際に歩いてみましょう。

災害時の暮らしに備える

○断水――飲料水1人1日3リットル必要とされています。洗面・洗濯・トイレ用にも必要です。ポリタンクなどの飲料貯水のほか、浴槽の湯をとっておくことも有効です。
○食料品――米、粉ミルク、離乳食、病人の治療食など家族構成にあわせて用意しましょう。
○ガス停止――都市ガスは復旧までにかなりの日時を要します。簡易ボンベなど炊事用燃料を用意しておきましょう。
家具類の転倒・落下を防止する
○本棚――本棚が倒れたり書籍が落下することを未然に防ぐために、安定した積みかたを心がけ、差し込み式の防止材を使ったり突っ張り棒をつけるなどの転倒対策を施しましょう。
○食器棚・飾り棚――扉が開かないように耐震ロックをつける、ひもで結ぶ、粘着テープをはるなどの工夫をしておきましょう。
○置物――倒れやすい美術工芸品は高い場所は避け、落下しにくい安定した位置に置くよう心がけましょう。

防災準備品を用意しておく

○火災に備えて――消火器、バケツ、浴槽の湯
○避難救助に備えて――スコップ、バール、防水シート、のこぎり
○行動に備えて――電池、懐中電灯、ラジオ、ろうそく、軍手、マスク、帽子、スリッパ、ラップ、アルミフォイル

震災発生時における留意事項

○火元の始末を。ガス機具、暖房器具などの火を消してください。
○テーブルなどの下に身をふせましょう。
○玄関ドアや窓を開け避難通路を確保します。
○互いに声をかけ合い、協力して応急救護を。
○火災が発生したら、消火器で初期消火を。

避難するとき

○避難する際は延焼を防ぐためにドア・窓を閉めます。
○避難通路は非常階段、避難ハッチです。エレベーターは使用してはなりません。
○あわてて戸外に飛び出さない。屋外は壁・ガラスの破片などが落下して危険です。
○都・区の避難勧告、消防、警察による指示があった場合、指定の避難場所へ。
○避難は徒歩で。クルマは使用してはなりません。


大地震に襲われたときには、このようなガイドラインはたんなる参考にすぎません。
自分と家族の身の安全と財産は自分で守ることにつきるでしょう。いざというときにあわてないよう、そしてそのための備えとして、普段からの心構えが大切です。

消防庁「防災マニュアル」のホームページをご参照ください。
http://www.fdma.go.jp/bousai_manual

AEDの使い方演習



今年9月にサンクンガーデンで行われた防災訓練でAED(automated external defibrillator――除細動器)の使い方が東京消防庁の係官から紹介されました。これは心臓発作を起こした人に電気ショックを与えて心室・心房細動を除去する器械です。広尾ガーデンヒルズの随所に設置して、これからも多くの居住者に使い方を学んでもらう機会を設けたいと考えています。